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【終了しました】第3回 経営者が喜ぶ研修企画の極意 ~ 未来のハイパフォーマーを輩出するために:戦略と人財のアラインメント

SEMINAR / 2021.03.10

開催趣旨 ~経営者が喜ぶ研修とは

どのような企業にとっても最も重要な課題の一つは人材の育成です。ところが、業績が悪くなると真っ先に予算がカットされるのは人材育成です。なぜでしょうか?

理由は、経営者にとって育成の成果が見えづらいからです。特に上場企業の場合、株主からは利益成長が求められます。「一連の社員の育成施策は業績向上につながっているのか?」と株主に問われたときに、「確実につながっています」と明確に答えられないからです。

ではどうすれば、業績につながっていると言い切れるようになるでしょうか?

鍵は、業績につながる「行動」の開発です。

企業で働く人はそれぞれ果たすべき役割があり、成果責任を負っています。そして成果の集合体が業績を生み出します。成果を上げるためには「行動」が不可欠であり、「人財開発の本質は行動の開発である」と、研修企画担当者が明確に認識することが第一歩です。

「当社の業績はこのような一連の成果によって実現される。私たちの育成施策はそれらの成果を上げるのに必要な行動の開発に焦点を当てている。だから、当社の育成施策はどれも業績向上に『直接的に』役立っている」と経営者が答えられるような研修を企画するためのセミナーです。

セミナー詳細

「経営者が求めているのは成果である」ということを前提に、第1回目では、成果を上げるには行動を起こすことが必要であり、したがって「経営者が喜ぶ研修」とは結局のところ「成果につながる行動」を開発するものでなければならない、という話をしました。

そして第2回では、どのような行動が自社において成果につながるのか、実際に今、成果を上げている人(=ハイパフォーマー)のヒューマンコア を分析することが、開発すべき行動の特定に役立つことや、それらの行動の開発をどこから始めるのか、優先順位づけの方法についてもお話をしました。

しかし、多くの企業はDXやビジネスモデルの転換、グローバル化などに取り組んでいます。
事業環境が大きく変化する中で、これまでのハイパフォーマーが今後も成果を出し続けられるとは限りません。
経営が打ち出した新たな戦略を支える人財をどのように育成するのか?

第3回では、現在社内には存在しないかもしれない未来のハイパフォーマーをどのように定義し育成計画に落とし込んでいくのか、戦略から未来のハイパフォーマーの行動要件モデルを導き、スキルマップの作成へと落とし込む方法についてお話しします。

講演者

土井 哲
株式会社インヴィニオ 代表取締役 エデューサー
略歴:東京大学経済学部卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。
在職中にM.I.T.(マサチューセッツ工科大学) スローン経営大学院卒業。
92年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。主に通信業界、ソフトウェア業界のコンサルティング、情報システム構築のコンサルティングに従事。
同社を退社後、95年ベンチャー企業支援のコンサルティング会社の設立に参加。
97年7月、インテリジェンスビジネスプロフェッショナルスクール運営会社、株式会社プロアクティア(現株式会社インヴィニオ)設立に伴い、代表取締役社長に就任。経営者養成の研修の企画のほか、企業の実際の課題をとりあげた戦略研修などを担当。

概要

開催日時
2021年3月30日(火) 13:00 - 14:00
参加費
無料(事前申込制)
対象者
事業責任者、経営企画部長、人事部長
※同業種の方からのお申し込みはお断りすることがございますので予めご了承ください。
視聴方法
Zoomによるオンライン配信  ※後日、配信URLをご案内いたします。